おとなしいクラスメイト

どうも、「ゾッち」です。

 

そろそろ夏休みが終わってしまうということで、学生のみなさんは宿題や課題に追い込まれている頃でしょうか?

私も学生時代の夏休み終盤は宿題に追われる毎日を過ごしたものです 笑。

 

さて、今日のゾゾバナは中学時代に学校で体験したお話をしましょう。

今日もしばしのお時間お付き合いください。

 

私は中学生時代、陸上部に所属していました。

その日は、お昼に雨が降ったことにより、グラウンドがぬかるんでいるという理由で屋内での部活になりました。

放課後、私と友人は部活の準備をして、集合場所に向かいました。

その道中に美術室があるのですが、その前を通った時、1人の生徒が美術室内にいることに気付きました。

なんとなく気になった私と友人は、美術室の中を覗き込みました。

中にいたのは同じクラスの男子生徒でした。

その子はあまり目立つような子ではなく、ハッキリと物も言えないという感じのおとなしいタイプの子でした。

友人は突然、そのおとなしい子に向かって

「1人でそんなとこにいて怪しいなあ。エロ本でも見てたんだろ?笑。」

と、ちょっかいを出し始めました。

その子はごにょごにょとなにか言っているのですが、小声すぎて聞き取れません。

友人はさらに、それをおもしろがり煽り続けました。

煽るたびにその子の声が大きくなっていきます。

 

「・・さ・・・・・し・・る」

「う・さ・・・こ・し・やる」

「うるさい!ぶっ◯してやる!」

 

そう叫ぶと顔を真っ赤にして追いかけてきました。

なぜかその時に一言も発していない私も追いかけられました。

しかし、私達は陸上部。追いつかれるはずありません。

余裕で走って逃げても、追いつかれることはないと油断していたその時です。

なにかが足をかすめました。私の足元には

 

ハサミと数本の彫刻刀・・。

 

私と友人は職員室へ逃げ込み、その場にいた先生に事情を説明すると、職員室内は大騒ぎになってしまいました。

その後、先生の説得もあり騒動はおさまりました。

 

あの時、ハサミや彫刻刀が自分や友人の体に刺さっていたらと考えると・・・今でもゾッとします。

 

 

以上、今日のお話はこれで終わりです。

 

 

どんな人でもキレたら何をするかわかりません。

大変なことにもなり兼ねませんので、人に対して茶化したり、煽ったりする言動はやめましょう。

 

 

ではでは、次回のゾゾバナでお会いしましょう。