ドライブ中の出来事
どうも、「ゾッち」です。
少しは涼しくなってきたかと思いますが、まだまだ蒸し暑い夜が続いていますね。
そんな時は海沿いをドライブなんてのはいかかでしょう?
波の音を聞くだけで、涼しいと感じるのでは ないでしょうか。
今日のゾゾバナは海沿いをドライブしてた時のお話しをようと思います。
今宵もしばしのお時間お付き合いください。
ある暑い夏の日のことです。
その日、夜勤だった私は、会社で先輩にこう聞かれました。
「ゾッちって霊感あるんだよね?」
私はすぐに心霊スポットへ同行させられることを察知して、
「心霊スポットには行かないです。冗談半分で行っていい場所ではないですよ。」と、真顔で答えました。
その真剣な私を見て、わかってもらえたのか先輩は心霊スポットへ行くことを断念してくれました。
ですが、別の同僚と怪談話で盛り上がっていたらしく、私の怖い体験談だけでいいから聞きたいと言われ、私は怖い話程度なら大丈夫かと了承しました。
仕事が終わり、先輩の車に乗り込むと、後部座席には同僚がすでに乗っていました。
「さて、ドライブしながら、怪談話を聞きますか!」
はりきった様子で先輩は車を発進させました。
ドライブ中、私はいくつかの心霊体験話を先輩と同僚に聞かせました。
いくつかの話を終え、そろそろ帰ろうかと海沿いを走っている最中、私は車内で流れている曲に違和感を感じ、先輩にこう聞きました。
「今、この曲に子供のような話し声が聞こえたんですが、そういうとこありましたっけ?」
先輩と同僚は、え?という顔をし、車を停車させ、曲を戻して確認してみることに。
聞き直してみましたが、全く子供の声が入ってることはありませんでした。
車を走らせていたこともあって、走行中のエンジン音かなにかがそう聞こえたのだろうという結論になり、先輩はまた車を走らせ始めました。
それから十数秒後、私達は恐怖に駆られました。
その道沿いに一軒の民家、そして、そこには・・・
葬儀の花輪と『〇〇小学高生徒一同』の文字があったのです。
それからというもの、その先輩や同僚は心霊スポットに行ったりすることがなくなったそうです。
以上、今日のお話は終わりです。
ではでは、次回のゾゾバナでお会いしましょう。